同接ランキングのサイトを開くと、上位の配信者と数字は並んでいます。ただ、そこから知りたくなるのはたいてい別のことです。「自分はこの表のどのへんに入るのか」「そもそも何人いれば載るのか」。この2つは、どのランキングサイトにも書かれていません。
当サイト(FanLoop 発見)はTwitchとYouTubeのライブ配信を30分おきに観測しているので、順位と同接の対応を実数で出せます。ライブ配信中だった全チャンネルを同接順に並べた、掲載ラインの実測です。
同接ランキングに載るラインの実測
単発のスナップショットは時間帯の影響を強く受けるので、直近30日の全観測(256万5,082件・30分間隔)から、時間帯ごとに「その順位の同接」の中央値を出しました。
順位朝7時台昼12時台夜19時台深夜23時台1位4,310人3,956人18,326人33,100人5位1,151人1,516人6,296人6,870人10位648人882人2,745人3,548人20位202人321人1,365人1,917人30位135人193人817人1,262人50位88人114人346人642人100位44人58人126人224人150位24人37人74人136人200位16人26人53人92人300位8人15人31人55人500位3人7人16人30人
朝なら同接44人で上位100位に入ります。 深夜23時台だと同じ100位に224人が必要です。ランキングというと数千人規模の世界に見えますが、時間を選べば上位100位のラインは意外と手が届く範囲にあります。
一方で上位の落ち方は急です。深夜23時台で見ると、1位(33,100人)から10位(3,548人)までで9分の1、50位(642人)までで52分の1、100位(224人)までで148分の1になります。同接ランキングは上位10位までが極端に突出した、非常に歪んだ分布をしています。
FanLoop 発見
あなたのチャンネル、実はもう載っているかもしれません。
FanLoopの発見サイトには、Twitch・YouTubeで活動中の配信者・VTuberが自動で掲載されています。いつものTwitch/YouTubeでログインすれば、そのページをそのまま受け取って、自分の色に着せ替えできる公式ページにできます。
ランキングは「見る時間」で別物になる
ここが最も注意すべき点です。同じ「100位」でも、朝7時台は44人、深夜23時台は224人と5倍違います。
朝7時台昼12時台夜19時台深夜23時台平均同時配信数959本1,138本1,752本3,832本100位のライン44人58人126人224人10位のライン648人882人2,745人3,548人
配信数が最少の朝8時台(873本)と最多の23時台(3,832本)では、走っている配信の本数そのものが4.4倍違います。順位は実力だけでなく、その時間に何本の配信が走っているかにも強く左右されます。リアルタイムのランキングを見て一喜一憂しても意味が薄いのはこのためです。時間帯ごとの配信数と視聴者の厚さは配信は何時にやるべき?の実測データにまとめています。
同接100人超はライブ全体の4.20%
時間帯をならして、直近30日の全観測で見たものです。
項目実測延べライブ観測数256万5,082件(30日分)同接100人超107,857件(4.20%)平均同接49.4人中央値5人
同接100人を超えているのは、配信全体のわずか4.20%です。 24本に1本の割合でしかありません。中央値は5人なので、ランキング上位に並ぶ数千人という数字は、実際の配信の姿とはまるで別世界のものだとわかります。
平均(49.4人)と中央値(5人)が10倍近く離れているのも、上位の突出が原因です。分布そのものと「同接◯人で上位何%」の早見表は配信者の平均同接は何人?で詳しく扱っています。
「歴代同接ランキング」の数字を鵜呑みにしない
検索すると「歴代同接ランキングTOP5」のような記事が出てきますが、引用する前に確認したい点が3つあります。
1. 歴代記録は単発のイベントで決まります。 周年ライブ、3Dお披露目、大型企画の最終回、eスポーツ大会の決勝といった一度きりの配信が上位を占めます。その配信者の普段の同接とはまったく別の数字です。
2. 集計対象のプラットフォームが記事ごとに違います。 YouTubeのみを対象にしたもの、Twitchを含むもの、ニコニコ生放送やOPENREC.tvまで含むものが混在していて、「歴代1位」の顔ぶれが記事ごとに変わります。
3. 計測方法が公開されていないものがあります。 同接は配信者本人と一部の外部ツールしか正確な値を取得できません。スクリーンショットや目視の記録が出典になっているケースもあります。
当サイトは日々の観測データは持っていますが、過去にさかのぼった歴代記録は測定できないため、本記事では歴代の数値を列挙しません。歴代記録を調べたい場合は、集計対象のプラットフォームと計測方法が明記されている出典を選んでください。
リアルタイムの順位を見たいとき
いま誰が何位かを見るなら、集計ツールを使うのが早いです。自分の過去の同接や推移の調べ方も含めて、確認手段は同接ランキング・推移の調べ方にまとめてあります。
NOTE: 順位ラインは2026年9月20日時点、直近30日のライブ観測256万5,082件(30分間隔・同接取得分)から、時間帯ごとに「その順位の同接」の中央値をとったものです。単発のスナップショットは日によって大きくぶれるため、30日ぶんでならしています。個々の日には表の値を大きく上回る/下回る時点があります。100人超の割合・平均・中央値も同じ30日の全観測です。2026年9月に海外チャンネル47,844件を掲載対象から外したため、前回集計とは母集団が異なります。当サイトはTwitchとYouTubeの日本語配信を対象としており、ニコニコ生放送やOPENREC.tv等は含みません。引用の際は「FanLoop 発見調べ」と時点の明記をお願いします。
自分がランキングのどのへんにいるか
実測から言えることは3つです。
上位100位のラインは同接44人(朝)から224人(深夜)。 数千人の世界に見えて、上位100位は2桁台から始まります
同接100人超は全体の4.20%。 ここを超えた時点で、配信全体の上位5%以内です
順位は時間帯に強く左右される。 同じ同接でも、深夜に配信すれば順位は大きく下がります
順位を上げること自体を目標にすると、深夜を避けるといった小手先の話になりがちです。実際に効くのは、そもそも配信を見つけてもらう入口を増やすことのほうです。配信中の半数以上が同接5人以下という分布の中では、ランキングの順位より「どこから人が来るか」が先に効きます。入口の作り方はVTuber・配信者の探し方7選に、自分の配信を発見サイトに載せる方法はFanLoop 発見にまとめています。
よくある質問
Q. 同接ランキングは何人から載りますか?
当サイトの実測(直近30日の中央値)では、朝7時台なら同接44人でその時間の100位、88人で50位、648人で10位でした。ただしライブ数が4.4倍になる深夜帯では同じ順位でもラインが上がり、100位で同接100人超が必要になります。
Q. 同接100人はすごいですか?
30日・延べ256万5,082件の観測では、同接100人を超えた配信は4.20%でした。24本に1本の割合なので、配信全体の上位5%以内に入る水準です。
Q. 同接ランキングの1位は何人くらいですか?
1位の中央値は深夜23時台で33,100人、朝7時台で4,310人でした。1位の数字は日や時間帯、大型企画の有無で大きく変わります。深夜23時台では1位(33,100人)と10位(3,548人)で9倍の開きがあり、上位はごく少数に極端に集中しています。
Q. 歴代の同接ランキングはどこで見られますか?
歴代記録を扱う記事やまとめは複数ありますが、集計対象のプラットフォームと計測方法が記事ごとに異なるため数字が一致しません。引用する際は対象プラットフォームと出典が明記されているものを選んでください。当サイトは日々の観測のみを扱っており、過去にさかのぼった歴代記録は測定していません。
Q. VTuberの同接ランキングは配信者全体と違いますか?
観測時点でライブ中だったVTuberの同接は中央値10人で、配信者全体の中央値4人より高めでした。VTuberはファンが定着しやすく、ライブ時にまとまった同接になりやすい傾向があります。
Q. 自分の同接の順位を知るにはどうすればいいですか?
リアルタイムの順位は集計ツールで確認できます。自分の過去の同接やその推移の調べ方は同接ランキング・推移の調べ方にまとめています。
まとめ
上位100位のラインは同接44人(朝7時台)。 50位で88人、10位で648人
1位から10位までで18分の1に落ちる。 上位は極端に少数へ集中している
順位は時間帯で別物になる。 深夜帯はライブが4.7倍になり、同じ順位でもラインが上がる
同接100人超は全体の4.20%。 越えた時点で上位5%以内
歴代ランキングは単発イベントの記録。 対象プラットフォームと計測方法を確認してから引用する
同接の分布そのものは配信者の平均同接は何人?、確認手段は同接ランキング・推移の調べ方へどうぞ。
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AUTHOR
吉野有翔
FanLoop 代表
「広告に頼らない集客」をテーマに、紹介・口コミを仕組み化するツールFanLoopを開発・運営。配信者と店舗オーナーがファンの力で成長できる仕組みを追求している。